お店のトイレに入ったら、トイレットペーパーが無かった。

お腹を下して、某ヨドバシのトイレへ駆け込んだ。
そしてスッキリ。

「さて、出るか」

と、よく見るとトイレットペーパーが無い。

「え?・・・うそ・・・だろ・・・?」

ところがどっこい、これが現実。
マジで紙が無い。
まさかこんな状況にリアルで遭遇しようとは・・・。
今日に限ってポケットティッシュを持参していない。
携帯の充電もしてなくて、残り20%くらい。
そういえば、漫画などではトイレットペーパーの芯で拭いたりしている場面を見る。

よし、やってみるか。
ということで、芯を使う。
・・・が、無理だ。
足りない。

そして、僕は考えた。

①とりあえず拭かずに、違う階のトイレへ行く。
②隣の便器が空いているみたいなので、隣へ移動する。

紙があるなら・・・
ということで、②隣へ移動しようと心を決めると、なんか独り言をぶつぶつ言っている人が隣に入っていった。
しかもずっとブツブツ言っている。
こいつは怖いぜ・・・!

となると①か・・・。
嫌、なんか嫌だ。
むず痒い感じでお尻に集中しながら、エスカレーターを登ったり歩いたりしてトイレまで行くのか・・・。
しかも行って空いてなかったりしたら・・・。
それは最後の手段だな・・・。

しかたない、携帯の充電も残り僅かだか、一緒に来ていた友人Aに頼むしかない。
メールで。

「やばい、紙がない」

送信!!

「え?どういうこと?」

「いや、まじで紙がないんだ。店員さんに伝えてほしい・・・!紙をもってきてくれと・・・!」

という感じで何度かやりとりした後、何とか店員さんに伝えてもらい、清掃員さんがトイレットペーパーを持ってきてくれることになった。
何とか一安心かな。

「失礼しまーす」

女性の声が聞こえた。
きっと清掃員さんだ。
が、しばらく待ってもノックがない。
まさか・・・、僕が出てくると思っているのか!?

「清掃員さんがこないんだが」

と、メールを友人Aに送ると、

「入口でうろうろしている」

なんだって!?
するともう一度「失礼しまーす」と女性の声が。
これを逃すわけにはいかない・・・!

「俺は扉を開けるぞジョジョー!!」

と、「俺は人間をやめるぞ ジョジョーッ」ばりに叫ぶことはせず、ゆっくりドアを開ける。
すると清掃員さんが渡してきてくれた。
白い天使、そうトイレットペーパーを。

「トイレットペーパーの方ですか?」

「はい」

トイレットペーパーの方・・・。
そう、僕はトイレットペーパーちゃん。

待ちわびていた白い天使ちゃんを受け取ると、すぐさま拭く、拭く、拭く。
紙ってすげえな。
白い天使ちゃんマジ天使だな。
そして無事生還。
外にいた友人Aと店員さんにお礼を言う。

「30分か・・・もうそんなに経っていたのか」

長いようで短い、短いようで長い闘いだった。
自分との。

今回のトイレ軟禁状態で思ったことは、

・出かけるときは、ポケットティッシュを忘れずに持参すること。
・出かけるときは、携帯の充電はなるべくフル充電にしておくこと。
・トイレへ駆け込む前に、紙があるかないかをチェックすること。

この3つ、すごい大事です。

「紙なんてなくても問題ないぜ!」

って人以外は気をつけつけましょう。
そういえば、トイレの中に非常呼び出しボタンがあったのですが・・・



トイレットペーパーがないくらいでこれは使っていいのか、良くないのか分からなくて押せませんでした。
しかしまあ、まさかトイレの中で不運(ハードラック)と踊っち(ダンスっち)まうとは思いませんでした。
日ごろから気をつけないといけないっすね。

↑この記事が気に入ったら いいね!ボタンを押して頂けると今後の励みになります!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメントを残す

コメント一覧 (2件)

  • 今回は妄想ではなかったのですね。。
    事なきを得て良かったですね。

  • にゃんたろうさん>
    はい、まごうことなく現実ッ・・・!
    今回は妄想なら良かったのにって出来事でしたわー

コメントする

目次