前回までのあらすじ
色々あってうなだれた。
傘の骨が折れ、雨に濡れながら僕はタクシーを拾うために駅へ。
しかし、駅に着く頃には雨が止み始めていた。
「おお、止んできた・・・。少し出るのを待てば良かったのかよ。ツイてない」
そんな愚痴をこぼしつつ、タクシー乗り場へ行くと・・・ものすごい行列。
「・・・!?何だい、この行列は・・・!」
ざっと見た感じ、並んでタクシー乗り場まで到着するには小一時間かかりそうだった。
「ならば・・・歩く!!」
僕は力強く歩き始めた。
明日のために。
しかし、しばらく歩いていると、突然転んだ。
「・・・!?」
足元を見てみると・・・履いていたサンダルが壊れていた。
「あ、ありえない・・・」
歩き始めたばかりなのに、いきなり挫折。
ここから普通に歩いても自宅までは約40分・・・。
サンダルがこんな状態では、もっとかかってしまう。
「せめて・・・あの場所までは・・・!」
- あの・ばしょ 【あの場所】
-
駅からしばらく歩くと踏み切りがある。
その踏み切りのところで、駅へ向かう途中のタクシーを捕まえることができる場所。
捕まえることができる確率は30%。しかし女性だと100%でタクシーが停まってくれる。
僕は「あの場所」を目指し、壊れたサンダルを引きずりながら歩いた。
道行く人が僕を見る。
僕は負けじと歩く。
そして、何とかタクシーをゲット。
時間がかかったが、帰宅できたのだった・・・。
「明日は早起きして今度こそアレを買いに行かないと・・・」
アレ↓
緊迫の次回へ続く・・・!!
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コメント一覧 (6件)
あのピッコロさんからもらった重さ100トンのサンダルが大破するなんて、まかないさんの普段の戦闘のすごさがうかがいしれます。
これからもこの星を悪人から守るために、戦い続けてください♪
サンダルが壊れたんですか…
てっきり3枚におろしてみたのかと思いました。
ハラキリさん>
またピッコロさんに作ってもらわなくちゃいけないので大変です。
怒られるんだろうなぁ~・・・
ば~むく~へんさん>
僕もサンダルが魚に見えました。
新鮮。
読まさせていただきました。
応援ポチッ!!!
まかない様お久しぶりのこんばんは。
大変なめにあわれたんですね。
似たような経験があるので、大丈夫だったんか~!?とちと焦りましたよ。
無事帰れて良かった!
おお~まかない様が大変だ~!と思いつつ、しっかり写真を撮ってうpされている事を笑ってしまたw
サトシさん>
ありがとうございます!
ポチ最高。
桜。さん>
おひさしぶりのこんばんは!
不運って連続で起きますよね。
良いことは連続で続かないのに・・・。