親族の介護を手伝うことになったので、現状の把握と経緯を確認。
介護対象者は70代老夫婦の旦那さん。
旦那さんが寝たきり状態になって、要介護1から要介護5へと変更。
ケアマネジャーさんとの打ち合わせを経て、今後のケアプランについて話し合い。
ショートステイが開始されたので、いよいよ特養施設への入所申込みを準備していく。
入所申込書を郵送して、施設からの連絡を待ちつつ、自宅介護も同時にこなしていく。
前回の記事で特養(特別養護老人ホーム)への入所申込書を郵送したわけですが、その中で希望の特養を4施設記入しました。(※希望施設は5つまで記入可能)
それから1週間も経たないうちに、なんとその内の1施設から連絡がきました。
入所申込書を郵送してから、1週間もしないで施設側から連絡があるなんて完全に予想外でした。
ネットやら地域の入所順番待ちなどを確認しても、あと数ヶ月は先のことだと思っていたので…。
それに、受付センターに郵送後は、月末になったら各施設に資料が送付されると書いてあったのですが、それよりも断然対応が早いですね。助かりますし嬉しい限りです。
特養からの電話の内容を確認して決めたこと
特養からの電話は、奥さんの自宅にかかってきたようで、すぐに奥さんから僕の方へ連絡がありました。
特養から電話がかかってくるとは思っていなかったと、随分慌てている様子でした。
ここから、施設等の電話対応窓口は僕の方に移ることになりました。
理由としては、奥さんの自宅には固定電話しかなく、毎日毎時の対応が難しいということと、電話を受けた奥さんに内容を聞いても要領を得ないことからです。
・特養→奥さん→僕
の順番で連絡を受けると、内容が錯綜してしまうため。
・特養→僕→奥さん
の順に変更してもらうことで、何とか情報のやりとりがスムーズになりました。
誰かを介すよりも全部自分でやった方が早い、という結論。
「話の内容が難しくて分からない」と言う奥さんでしたが、これは今後どの家庭でも起きうる問題かと思います。
話が理解できなくなる、面倒くさがる、新しいものを取り入れない、人の話は聞かない、分からないのにメモらない…などなど。
そんな高齢の親御さんに代わって、それらに対応しなければいけなくなる家族の力が必要になるだろうし、そんな大変な対応なんて今は関係ない、と思っている貴方が将来的に対応することになるかもしれないということです。
その時になって大変な思いをするか、ある程度予測して今のうちから対策を練って後の負担を減らしておくか。
人それぞれですが、介護という未来は確実に近づいているのです。
さて、特養からの電話の内容が何だったのかというと、
申込書を拝見しました。
よろしかったら、一度施設を見学にきませんか?
施設の見学のお話でした。
部屋に空きがあるからすぐに入所できます!という連絡だと思ったのでガックリ。
見学時に今後の契約について、
お話などをさせていただければと思います。
あれ?もしかしてそこまで肩透かしな感じではない?
これは少し期待しても良さげ…?
後から知ったことですが、特養の入所の流れとして、下記3つがあるようです。(※自分の地域の場合です)
①施設見学(しなくても可)
②契約についての事前説明(記入する書類あり)
③面談(入所者本人と家族)
④契約書類に記入して契約、入所
施設の見学はしなくても良いそうですが、介護対象者が今後生活をする住居になるわけですし、家族も何度か訪れることもあるので見学はしておいた方が良いと思います。
施設を見学するしないで印象もかなり変わると思いますし。
そして、契約についての事前説明と面談ですが、これは必須です。
今回の場合、施設見学をしたついでに、今後についての事前説明を受けることになりました。
施設の説明とか、注意事項とか。(次回の記事で書きます)
面談も必須事項で、入所者本人とその家族とします。
入所者本人の旦那さんは寝たきり生活なので、自宅に施設の方が来てくれて、そこで色々と話しをすることになります。(これも次回の記事で書きます)
こんな感じで施設の人とやりとりをして、徐々に入所まで進んでいく形となります。
まずは施設の見学日を決めました。
寝たきりの旦那さんを、一人置いて長時間外出するわけにもいかないので、見学日はちょうど旦那さんがショートステイで自宅にいない日にすることになりました。
この見学日は、特養入所申込書を郵送してから約2週間後でした。
今のところ、何かしら連絡がきたのは1施設のみです。
前回の記事で書いた、優先順位のための点数ですが旦那さんの点数を計算したところ、けっこうな高得点だったので優先順位的には上の方なのかもしれません。
やはり要介護5で高齢の夫婦というのは、優先的に大きな要素かもしれません。
見学日も決まったので、次回「特別養護老人ホームに見学に行った」に続きます。
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