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これが、弊社の相談窓口です。

前回、弊社に在籍している社会保険労務士について書きました。

今回はそれに関連する話があるので、1つ書きたいと思います。

目次

社会保険労務士は会社の道具

前回書いた通りですが、弊社のF社長と社会保険労務士はグルです。
グルっていうと言い方悪いかもしれませんが、要は結託していて、社会保険労務士は基本的にはF社長の言いなり。
F社長の思うような会社規則、会社環境を作るための道具のようなものです。

それはおかしいんじゃないか?と社員が疑問に感じたことでも、

F社長

社会保険労務士にも確認済みです。
社会保険労務士が言っていました。

と一蹴されてしまいます。
一蹴されて、さらに食いつく気力は社員にはありませんし、真実を追求することもありません。

「社会保険労務士がそう言っているなら、仕方がない。真実は分からないけど、きっとそれが正しいのだろう」と考えることをやめてしまいます。

当たり前のことですが、自分の仕事をして、お金をもらって、生活をする。
ただそれだけ出来ていれば良いのです。
余計な問題も仕事も増やすことはしたくないし、社長に意見をして精神的パワハラの類を受けるなんて無駄なことをしたくない。

社長の発言、決め事には「そうなのですね」と塩対応で相槌をするのが無難なのです。
それ以上も以下もないのです。

パワハラ・セクハラ問題について講習会が開かれた

ある日、社長が全体会議を開くと言って「パワハラとセクハラについての講習会」を開催しました。
もちろん、講習会自体は良いことだと思います。

問題なのは、弊社でパワハラとセクハラをしているのが社長当人だということです。
そしてそれに当人は全く気づいていません

どこの会社でも同じだとは思いますが、セクハラ・パワハラは加害者本人は全く気付かないのです。
それがその人にとっての普通の行為だから。何が悪いのかが分からないのです。
被害者が声を出して初めて認知されるのです。
つらい思いをしているのは、いつも被害者なのです。

一方で、駄目なことだと分かっていても、開き直る人も中には存在します。
そういう人は、だいたい「身に覚えがない」「何も言われないから大丈夫だと思った」と発言するのです。

あえて言おう、カスであると!

講習会を開いたときに、その講習会の様子をしっかりと写真撮影していました。求人募集に載せるために。
弊社はこうやって定期的に講習会を開いて、コンプライアンス体制もしっかりしているよ!というアピールの1つですね。

パワハラとセクハラについての講習会はF社長主導の下、淡々粛々と行われました。
F社長がパワハラとセクハラについて説明する度に、社員の誰もが苦笑い状態でした。

社員さん

お前が言うなよ・・・

社員さん

この資料に書いてあること、よく目にするなぁ・・・

講習会中は社員は終始無言。
質問コーナーでも誰も挙手&発言せずでした。

そして講習会の最後に、F社長からこんな提案がありました。

F社長

今後の事を考えて、万が一、セクハラやパワハラがあった場合に、相談窓口を設置したいと思います。
なので、窓口はにしようと思います。何かあった場合は私に相談をしてください。

ざわ・・・ざわ・・・

会議室に集まった社員達がざわつくのが分かります。
そりゃそうでしょう、パワハラ・セクハラをしている張本人が相談窓口になると言い出したのですから。

被害者の声を外部に漏らさない為に、会社内で留める為に社長自身が窓口になる。
何ともクソッタレな提案です。

ここで勇気ある社員の1人から発言がありました。

社員

相談窓口を外部にするというのは難しいのでしょうか?
もしくは部長や課長さんに相談窓口になってもらうというのは駄目でしょうか・・・?

F社長

それでも良いと思います。
ただ、外部の相談窓口となると厳しいです。
なぜなら、そんな問題が外部に漏れてしまったら、こんな小さな会社は潰れてしまうからです。
他の案としては、弊社の社会保険労務士にお願いしても良いと思います。

パワハラ・セクハラ問題で潰れるような会社は潰れて良いと思いますが・・・。
F社長はどうしても外部に相談窓口を置きたくはないようです。

相談窓口の投票

最終的には投票という形をとり、下記4つから社員は投票を行うことになりました。

パワハラ・セクハラの相談窓口をどれにするか投票

①社長
②部長・課長
③部長・課長・社会保険労務士
④外部窓口

そして投票の結果、③部長・課長・社会保険労務士になりました。
相談窓口を「社長」にする、というのは論外ということです。

社員の要望としては外部窓口が一番良かったのですが、社長が頑なに拒否するからそれは無理だと判断して、無難なところに落ち着いた感じです。

かと言って、部長や課長、社会保険労務士にも相談することはないでしょう。
何故なら、結局相談した内容は全て社長に届いてしまうからです。

社会保険労務士は社長とグル
部長・課長はグルではないけれど、結局は管理職。会社側の人間です。
そんな人達に、会社のトップである社長からセクハラされて悩んでいます、パワハラされて悩んでいます、なんて相談をしたところで、何も解決には至りません。

社長の耳に届いた時点で・・・あとはどうなるのか想像がつくと思います。
弊社のような小さい会社で、問題対象がトップの人間の場合は、外部に相談するしか根本的な解決方法がないのです。

けれど外部に相談するにはリスクが高すぎて、外部に相談して揉めるくらいなら会社を辞めてしまったほうが楽だと退職する人もいました。

結局のところ、社員全員が一丸となって会社に革命を起こすんだ!という覚悟がなければ、このような問題はなくなることはありません。
しかし、中小企業ではそんなことはほぼ無理なのです。それが現実なのです。
このような問題を抱えているのは、きっと弊社だけではないと思いますし、思いたいです。

さーて、明日も無難に仕事して、感情に蓋をして、無難に生活費を稼ぐか~・・・


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