ドライヤーが焦げ臭い。
見ると、埃が焼け焦げていた。
こりゃいかん!
とすぐに埃を取る・・・が、取れない。
しかも網も外せそうで外せない。
小さい網目に先の細い棘ぬきを使い、地道に取る。
「何か良い取り方があるんじゃないか?」
と思い、ネット依存症の僕はさっそくPCに向かう。
しかし、麺棒で転がして取る!とか
掃除機で取る!とか
最悪、濡らして取る!とか
「こいつぁいいや!」
って言いながら、思わず三戦(サンチン)しちゃうほどの結果ではなかった。
掃除機は先ほどから使っている。
けれど埃の塊が手前にくるだけで取れないのだ。
別に塊魂じゃないんだから、こんなに大きく固まらなくてもいいのに…。
しかしふと思った。
掃除機に付属している先が細いアレを使ってみよう、と。
アレです。
さっそく挿入タイム。
あ、取れていく。
埃の塊が取れていくよ!
そんなこんなで何とか埃を取り終わり、小休止。
とりあえず使ってみるかー
と意気込みターボモードでドライヤーを使用。
火花が散りました。
「え?なんでぇ?」
埃はすべて取ったはずなのに。
しかし、そこで僕は気づいた。
表面上は明るく振舞っているけど、心の傷は癒えることはないってことか。
そう、ドライヤーは傷ついていたのだ。
購入してから既に9年は経っているだろうか。
その間、埃を取らずに放置していたわけだ。
そりゃ傷つくわな。
例えるなら、
好きな子に告白して
「あの、答えなんですけど…少し待ってもらえますか?」
と明らかな失恋フラグ。
それでも待ち続けて早9年・・・。
答えはまだ貰えてない。
風の噂であの子は結婚したと聞いた。
それでも待っているんだ。
あの子が「待ってて」って言ったから・・・。
みたいな状況だろうか。
「いや、違う」
とドライヤーに言われた気がしたけど、気がしただけだった。
ドライなドライヤーだよ、まったく。
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コメント一覧 (1件)
確か洗濯機でも同じようにネットで調べてましたね(・∀・)
ネットないと生きられませんね(・∀・)クスクス