前回、右上の親知らずを抜歯しました。
予後経過は良い感じです。

それから2ヶ月半が経過し、いよいよメインである右下の親知らずを抜歯する日がやってきました。
この親知らずを抜くことで、僕の口の中からは親知らずという存在は全て消えます。
親知らずの抜歯について
下の親知らずは、上の親知らずと違って抜歯が難しいし、予後の回復も上の歯よりも遅くなるとのこと。
- 抜歯治療に1時間~1時間半は見ておいてほしい。
- 上の歯よりも腫れる可能性があるが、1~2週間で腫れは治まる。
- 親知らずの横の歯が虫歯になっているが、今回は治療しない。親知らず抜歯後に傷が良くなってから。
- 今回の親知らずは生え方が良くないため、抜けない場合は2段階治療にする。
要は前回の抜歯よりも大変になるから、それなりに覚悟しておけよってことだと理解しました。
気になったのは、2段階治療という点。
現在、親知らずは頭だけ出ている状態なので、うまく抜ければ良いのだが抜けない場合は、まず出ている頭の部分だけを取って、根っこの部分は残す。
ということをするらしい。
「根っこの部分を残すんですか!?」
歯医者さんはい、残します。
根っこの部分は残してあっても問題ありません。
とは言われても、なんだか不安。
根っこだけ残したら、今後腫れたり痛みが出たりしちゃうんじゃないのか?



もしも痛みや腫れが出るようであれば根っこは取り出します。
むしろ体が異物を出そうとするので、最初に親知らずを抜くより楽に抜けると思います。
よく分からないけど、理解した。(分かってない)
とりあえず抜歯してみなきゃ何も分からんので、やるしかないってことなのは分かった。
抜歯当日きたる!
そしてやってきた抜歯日。
前回は何も食べないで来院してしまったため、面倒事になりそうでしたが今回は違います。
きちんと食べてきました。胃の中はそれなりです。



こんにちは。今日は胃の中は空っぽじゃないですよね?
「もちろんです!」
キリッと答えた、つもりである。



では、前回と同じようにこのお薬を最初に飲んでください。
飲む薬は前回と同じ4錠。
そして、部分麻酔をして数分待機。



では、始めましょうか。
あれ?前回よりも部分麻酔の待機時間が短いような気が…。
そんなことは言い出せずに始まる抜歯。まずは麻酔から。
「あが、あがががが」
何だか前回に比べて麻酔が痛いような気がする。
部分麻酔の時間が短めだったから?
それとも下の歯だからだろうか。
たしかに麻酔する箇所も時間も前回の上の歯よりも長かった気もする。



麻酔の効き具合を確認しますね。これ痛いですか?
先生が何箇所か触ったりして痛みの確認をする。
「大丈夫です。」



では抜いていきます。痛かったら途中でも言ってくださいね。
麻酔を追加しますので。
そして抜歯が開始される。
グイグイと歯が引っ張られる感覚。
でも痛みはない。麻酔が効いている証拠だ。



口を開けている時間が長くなると思うので、つらかったら言ってくださいね。
「ふぁい」
口を開けたまま答える。
麻酔の追加でーす!
抜歯開始から何分経っただろう。
やはり上の歯と違ってすんなりとは抜けてくれないらしい。
続くグイグイ…グイグイ…グググ…!
そのとき、痛みが走る。
「いひゃい(痛い)です。」



痛いですか。これはどうですか?
「いひゃい(痛い)です。」



麻酔追加しましょうか。まだ追加できるので痛かったら言ってください。
「ふぁい」
そして追加される麻酔。これは痛くない。



口を開けっ放しですけどつらくないですか?
「だいじょうぶです。」
そう、大丈夫だったのだ。全くつらくなかったのだ。
いつもならこれだけ口を開けっ放しにしていると、顎が疲れてしまって休憩を挟みたくなるものなのだが。
もしかして、これが覚醒!?
———なのか分からないけども、この日は最後まで休憩なしで最後まで口を開放状態でした。
麻酔追加後、抜歯の続きをするものの、定期的に痛みがくる状態が続いた。
一体、今何をしているのだろうか。相変わらずグイグイと引っ張られている感覚はあるが、長い。
先生たちが何やら話している。



ちょっと医院長先生のところに行ってきます。
どうやら、思っていた以上に抜歯に苦戦しているようだった。
そして医院長先生がやってきた。
はい、ちょっと見せてくださいね。
そして先ほどまでと同じく、グイグイグイとされる。
痛い。やはり痛い。
麻酔は?麻酔は追加したんですよね?それなのにこの痛みって!?
「いひゃい(痛い)です。」
痛いかー。
先生たちの会話を聞くに、親知らずの片側の根っこが骨と癒着しているようで取れないみたいだった。



あと少しで取れそうなんですけどね…。
そして更にグイグイと続けられるも、けっこう痛い。
もうこの際だから、痛みは我慢するから思いっきりやってくれ。と思っていても引っ張られる度にけっこうな痛みがくる。
うーん、これって麻酔しててこの痛みだから、麻酔してなかったら相当痛かったってことかな。
その後、何度か試してみるものの更に痛みが増すことになった。
うーん、これ以上はやめておこうか。
ここで医院長先生からストップがかかった。
くっついているんだ、根っこが
CTを撮影して、現在の状態を確認する。
どうやら、親知らずの大きい部分は取れていたが、片側の根っこ部分だけが一向に取れなかった模様。
CT写真を見てみると、僅かに白いものが抜歯後の空洞先端に見えていた。
もっとがっつり根っこが残っているかと思ったけど、それほどではなかった。



特に膿も出ていませんし、骨と癒着しているので、このままでも大丈夫です。
無理に取ると、その下にある神経を傷つけてしまう可能性があって、そちらの方が危険なのでここまでにします。
起き上がると、抜歯した親知らずが置いてあった。
確かに、片方の根っこが欠けている。
「この親知らずって貰えるんですか?」



はい。お持ち帰りできますよ。
ちょっと洗浄してきますね。
親知らずは血まみれ状態だったので、綺麗にしてもらった後にOPP袋に入れた状態で渡された。
思った以上に、でかい。
そして、虫歯なのか少し黒い部分もあった。
これが僕の最後の親知らずか。(根っこだけ少し残ってるけど)
でも今の状態って某ピッコロ大魔王さんみたいに、倒したと思ったら直前にタマゴ吐いてて根を残していた…みたいな状態ってことですよね。


本当は問題なく抜歯できて何も残らないって状態が良かったんですが、そうもいかなかったのが心残りです。
この親知らずの根が数年後に暴れないことを祈るしかないですね。
とか考えていると先生がやってきた。



今回は切ったりはしてませんが、傷の治りは遅いと思います。
傷もけっこう大きめなので腫れると思います。
明日また消毒するときに診せてもらいます。
そうだった、親知らずを抜いたら翌日に消毒にこないといけなかった。
でも翌日すぐに傷の進捗状態を確認してもらえるのは助かります。
抜歯後
会計をすませ、翌日の予約時間を決めて薬局へ向かう。
やっぱりこれくらい時間がかかるものなのだな、下の親知らずだと。
外はもう暗くなり始めていて、薬局もギリギリの時間で間に合った。
処方箋は4日以内なら取り扱い可能だけど、痛み止めと抗生剤はさすがに今日中に受け取りたかった。
まだ麻酔が効いているのが分かる。そこまで痛みがないから。
麻酔が切れた時が怖いなーと思いながらスーパーに寄って買い出しをする。
抜歯当日は、飲食・入浴に色々と制限があるので気を付けないといけない。
翌日、消毒へ
翌日、抜歯後の消毒をしに歯医者へ。



食べカスは気にしないでください。診察のときにこちらで取りますので。
患者さんにも気になって自分で取ろうとする方がいらっしゃるんですが、逆に悪化してしまうこともあるので、違和感はあると思うんですが気を付けてください。
「わかりました。」



強めのうがいもしないように気を付けてください。
食事も反対の歯でお願いします。
色々と禁止事項が多かった。まあ、しかたない。傷も大きいし、何より痛い。
とりあえず、口の中はスッキリした感覚。
それにしても長かった。
4本の親知らずを抜歯するのに15年以上か。
その分、思い出もたくさん詰まってたよね。
結局、痛みは2週間くらい続きました。
痛み止めも1日3回飲まないと、じわじわと痛みが続く状態でした。
特に抜歯後2~3日は痛み具合も酷く、血の味もしてました。
抜歯後は数日間だけ少し腫れがあったけど、そこまで腫れなかったです。
抜歯2ヶ月経過しましたが、まだ傷は完全に塞がってません。(痛みはない)





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