親族の介護を手伝うことになって早数ヶ月。
介護対象者は70代老夫婦の旦那さん。寝たきり状態で要介護2から要介護5へ認定変更。
特養への入所も完了したけど、病院に連れて行ったりとなかなか忙しい日々を過ごす。
そして年末が近づいた頃、旦那さんの訃報連絡があり、施設で看取る。
葬儀も無事終わり葬儀代の支払いも完了。この後は手続き関連がてんこ盛り。
まずは役所と年金事務所へ行って、できる限りの手続きを行った。
遺骨は旦那さんの遺言通り、散骨にて対応。
特養施設の支払いも完了し、年金事務所で遺族年金の申請も完了。
そのまま役所に向かってNHK受信料の免除申請も完了。
相続登記をするための事前準備も完了し、法務局に予約をして相談完了。
帰宅してさっそく、作成を進めるために要点をまとめた。
資料を揃えて法務局に提出したものの、登記完了証がもらえるはずの前日に不備連絡がきてしまう。
それから1ヶ月以内に不備書類を揃えて法務局に再度提出をして、無事手続きが完了。
法務局での手続きが完了しないと、奥さんの自宅マンションの地代更新手続きができなかったため、その対応を進める。
地代とは何か、地代の更新料とは何か。なぜ奥さん宅の地代の更新手続きをすることになったのか。
それらの経緯は前回の記事を参照。

あとは地代更新料支払いの契約書を提出して、地代更新料を支払って終わりです。
書いて出すだけだし、振込すれば終わり。
これなら数時間で終わりそう、簡単だわ。
って思っていたけど、なかなかそうはいかないのが現実なのです。
地代の更新料支払いの準備
- 契約書
- 印鑑登録証明書
地代の更新料支払いに関して、提出するものはこの2つ。
契約書については、不動産仲介会社さんから受け取った際に説明を受けているので、特に問題なし。
印鑑登録証明書も、以前コンビニで発行できたのですぐ完了できる———と思っていたんですが…。
えっ!?なんで!?
焦りました。だって、この前は普通に使えたのに。

発行できなかった理由は、マイナンバーカードにロックがかかっていた。ということでした。
つまり、前回コンビニで使用してから約半年くらいの間に、奥さんがパスワードを5回間違えていて、ロックがかかってしまったというわけです。
要は継続型ってことです。
1月に1回間違えて、2月に2回間違えて、3月に2回間違えたら合計5回なので、その時点でロックがかかってしまいます。
奥さんがマイナンバーカードでパスワードを入力する機会は、今のところ通院時の病院のみ。
きっとそこで間違えたのだろうと推測。
実際に奥さんにいつも入力しているマイナンバーカードのパスワードを聞いて、その後にパスワードが記載された用紙を見てみると全く違う4桁数字でした。
いったいいつからこの数字に切り替わってしまったのか…。
本人に聞いても「わからない」としか返ってこないので、こういうのも高齢者あるあるなのかもしれないと思うしかないです。
通院とかは以前からしているわけだし、そのときは普通に合っているパスワードを入力していたはずなのに。
ある日、突然それが変わる。うーん、勘違い思い違いが怖いです。
というか、間違ったパスワードを入力したら病院側で分からないものなんですかね。
健康保険証の代わりにマイナンバーカードを使っているのだから、分かりそうなものだけど。
奥さんは顏認証が苦手だからパスワードを打ち込んでいるはずなんだけど、パスワードロックがかかっていたから顏認証で済ませていたってことなのかな。
でもそれだと、マイナンバーカードにロックがかかってると教えてくれそうな気がするんだけど。
なんていう考えが頭の中をグルグルしていて疲れてきました。
結局、答えは分からない。
分かっていることはパスワードロックがかかっているから解除しないとコンビニで印鑑登録証明書を発行できないよってことです。
結局、役所へ行くことに
マイナンバーカードのロック解除方法を調べてみると、コンビニでも初期化できるとのこと。
よし!これで解決だ!
うおおおお!行くぜコンビニ!
と思いきや、コンビニでの初期化にはスマホが必要で、専用アプリをダウンロードしないといけないとのこと。
なるほどね、うんうん。
奥さんはスマホを持っていないんですねこれが。
もうしかたがない、奥さんと一緒に役所に行ってパスワードロック解除の手続きをして、その場で印鑑登録証明書を発行してもらおう。
ということで、日程を決めて役所に行くことになりました。
役所でマイナンバーカードのパスワードロックを解除する
奥さんと待ち合わせをして合流。
奥さんは気が早いというか、せっかち人間なので、待ち合わせ時間の30分前には現地に到着しています。
まだまだ暑い時期なので、あんまし早くに到着して外で熱中症になられても困るのが悩みですね。
だから僕自身も早く支度をして早めに到着するようにするしかないんです。
それなら奥さんに伝える待ち合わせ時間をギリギリに変えれば?
と思われるかもしれませんが、ギリギリの時間に設定した時に限って、いつもみたいに早く到着してくれない可能性もあるので、待ち合わせ時間を変えることは難しいんです。
ということで、無事に合流ができたのでそのまま役所へ。
今はネットで混み具合も知ることができるので便利です。
ただ、事前にネットでは待機人数0人ってなってたから安心していたんですが、役所に着いた頃には待機人数8人ってなってて萎えました。
それにしてもベトナム人、中国人がすごく多い。
役所に申請にきている半数は外国人でした。団体で申請にきている人たちもいました。
団体には引率者らしき人がいて、その人が窓口とやりとりをしているようでした。役所の人たちも大変だわこれは。
ようやく順番がきて、番号を呼ばれて奥さんと窓口へ。
窓口の担当者さんにマイナンバーカードのロック解除にきたことを伝える。
役所窓口さんマイナカードのロックの解除ですね。
コンビニでも解除可能ですよ。
「ええ、それは分かっているのですが、スマホを持っていないので———。」



スマホがなくてもコンビニでロック解除可能ですよ。
「えっ!?」
奥さんも「あらそうなの?」という反応をしている。
いやいや、そんなわけはない。
コンビニでマイナンバーカードのロック解除をするにはスマホは必須のはず。
役所の公式ページにも書いてあったし。
「それって本当ですか?ネットで見たときにはスマホがないとアプリをダウンロードできないって書いてあったんですけど…。スマホにアプリをダウンロードして、そのアプリとコンビニの機械がセットで暗証番号ロック解除ができるってことみたいなんですけど?」



え…。あ、少々お待ちください。
そういうと、窓口担当者さんが奥に行ってしまった。何やら話をしている様子。



申し訳ありません、不勉強でした。
スマホがないとロック解除はできませんでした。
戻ってきた窓口担当者さんが間違いを訂正。
それを聞いて「そ、そうですよね…。」と答える僕。
別に不勉強なのは全然良いんですが、分からない状態で適当に「スマホがなくても大丈夫」なんて言い切っちゃいかんでしょ。
隣にいた奥さんは、スマホがなくてもコンビニでロック解除は可能ってもう思っちゃってますからね。
その後は、マイナンバーカードを提出して手続きをして完了。
ついでに印鑑登録証明書も発行してもらい、役所をあとにしました。
1時間以内で手続きが完了したので、混んではいたけども早い方だと思います。
地代の更新作業が完了した。
奥さん宅に帰ってきて、地代更新の契約書類と印鑑登録証明書を揃えて投函準備をする。
地代更新料30万円は、奥さんからすでに預かっていて指定口座に振込済み。
昼食がまだだったので、お昼をご馳走になって一休み。
そして帰りに地代更新の契約書類を郵便ポストに投函。
すぐに終わるものだと思ったけども、マイナンバーカードのパスワードロックという予想外の出来事に遭遇してしまったので、思っていた以上に時間がかかってしまいました。
次からはパスワードを間違えないようにと、奥さんには念押しをしておきました。
パスワードロックがかかったら、また役所に行かなきゃいけないのでそれは勘弁してほしいところ。
一応、今回で地代の更新作業は完了したんですが、契約書類が不動産仲介会社さんに届いて確認&受理されたら証明書が届くことになっていますので、それが届いたら本当の完了ということになります。
次回の地代更新は30年後(予定)なので、不老不死の技術が普及していない限り年齢的にそのときには奥さんもいなくなってるし、僕自身もどうなっているのか分かりません。
なので、「地代の更新をする」というのはこれがきっと最後になると思います。
結果的に「地代」というものに触れる機会になったので、良い経験をさせてもらったと思っています。
借地権付き物件には気を付けないとな、と良い教訓を得ることができました。
新築マンション!入居者募集中!
っていう広告で、なかなか埋まらないのは広告の端っこの方に小さく「借地権付き」って書いてあると思うので、マンション買うときは気を付けたいと思います。買わないけど。
ということで、地代に関することはいったんこれにて終了です。
介護日記も終盤になってきました。
法務局の手続きが終わり、地代の更新手続きも終わり…。
あとは何が残っている!?
そうです、大事な物が残っています。
亡くなった旦那さんが使っていた銀行口座を解約しないといけません。
これも解約に必要な資料が全部揃っていれば、そこまで難しいことはありません。
資料が揃っていれば、ね。
次回、「旦那さんの銀行口座を解約する」に続きます!


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