朱色に染まった彼女の頬を眺めていると、社会がうねりだした。
君が落としたのは往復の切符だけど、
君の人生は片道切符しかないんだよ。
どこからか聞こえた声は、波打ち際の音に掻き消された。
そんな声が聞こえたら、頭がお花畑だと思います。
よし、次はあの中へ入ろうー!
そこまで混んでいませんでしたが、ちゃっかり入場料が取られます。
「無料で参拝なんてさせてあげないんだからねっ!!」
って、入口にいたツンデレ巫女さんに言われてしまう妄想をします。
朱色。朱色。朱色。
あ、工事中!
あ!おみくじ!!
くじなんか引きません!!
そしてテケテケと歩き、いつの間にか外へ出て、進んでいくと大願寺があったり、龍神が奉られていたり、猿回ししてたり、九本松があったりしました。
そして人気の無い路地裏へ入り、タバコ屋を発見。
人口も少ないし、田舎だから、もしかしたらタバコ自販機がタスポになってないんじゃないかなー?と期待をしてみると・・・
裏切られた!
また裏切られた!
信用してみたら裏切り。
よくあることですよね。
「あ~、彼氏ほしいな~」と言っていたから、「そうか、今いないのか!チャンス!」と思ったら、すでに彼氏がいたという裏切り。
彼女だと思っていたら実は保険で、本命がいた!という裏切り。
長年のラブコールに応えたら、やっぱり合わないと裏切り。
怖いよね、裏切り。
でもタスポに裏切られても僕、泣かなかったよ。
だってそれは良い裏切りだったから・・・。
そんな裏切りも乗り越え、進むと見えてきたのが商店街。
ローマ字で書くと、SHOU★TEN★GAI★
なるほど、ここでお土産を買うのですね。
!?
あ、あれは・・・あげまん!?
いや・・・!
あげもみじ!?だと!?
い、一体・・・どういうことだってばよ・・・!
ゴクリ・・・
期待を持たせつつ、そんなたいしたことない次回へ続く。
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コメント一覧 (1件)
往復の切符、『小人』のですけど(爆)。
あの、何か気分がいまいち・・・。