トイレに入ったら、何かあった。
こ、これは・・・!!
野菜ジュースです。
一日一本!
「くっ・・・!今日は腹の調子が最高に悪いぜ・・・!もう30分くらい経ったか、それでも一向におさまらねえ・・・!」
時間の経過と共に失われていく体中の水分と栄養たち。
「やべえ、このままじゃ体がもたねぇぞ!・・・そういえば、さっき買った野菜ジュースがカバンにあったな!!これで補給だ!頼むぞ、野菜ジュース・・・!」
一気に飲み干す。
「失われる栄養と、摂取する栄養によって、体の栄養分はプラマイゼロ!」
勝った!
その瞬間、確かに勝利を確信した。
そう、長き闘いは終わったのだ。
全てを出し尽くし、すっきりした彼は颯爽とトイレを後にした。
「あ、しまった。トイレに野菜ジュース忘れてきちまった。まあ、いいか。あれは勝利の女神。あの場所に女神がいる限り、腹痛という悪魔からみんなを守ってくれるだろうしな」
後に彼はこう語る。
「”下痢”る奴は、”トイレ”と”踊(ダンス)”っちまったんだよ」
と。
!?
きっとそんな物語があったに違いないと思い、僕も用を足しました。
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