ブログ引っ越し完了

並んでいるかを聞いたら、「変な人」って言われた

先日、仕事帰りにスーパーに寄った時に珍しい体験をした。
そのスーパーは最近人手不足のようで、いつもレジ前が混雑している。
その日もいつものようにレジ前は人が並び、かなり混雑していた。

「どのレジも混んでる・・・。比較的少なそうなここにしようかな」

僕は並んでいる人が少なそうな列の後ろへと並ぶことにした。
最後尾と思われる客の後ろに並ぶやいなや、
僕の前にいたその客は横の商品棚の方を向き、座って商品を見だした。


並んでると暇だから他の商品みたくなるよね・・・。
気づくと、僕の後ろにも人が並びだしていた。
そしてレジ前の客が掃けていき、進みだした。
しかし僕の前にいる客は商品を見ていて動く気配がない。


商品を見るのに夢中で気づいていないのかな。
もうレジ前の客が掃けてきて、もうすぐなんだけど・・・。

しかしもう一つの考えが浮かんだ。
・・・・もしかして、この人並んでないのか?
ここで僕がこの人の横を通り過ぎ、前に行くことはたやすいことだ。
しかし、もしもこの人が並んでいたとした場合、

「ちょっと!何で横入りするんですか?並んでるんですけど?」

文句を言われる可能性がある。
ここは無難に、並んでいるかを聞いてみた方がいいだろうと考え、さっそく聞いてみた。

「あの~、並んでます?」

その人は顔を上げ、僕を見て

「え?並んでないです。商品見てるので」

と言った。
え・・・ああ、そうなのか。
じゃあ、先に行かせてもらいますわ~
と僕は列を詰めた。
しばらくして、後ろで何やら言い合う声が聞こえた。
何だ何だ?と聞こえる会話に耳を傾けると・・・

「あなた、それは失礼じゃないの!?」

「は?私は商品を見ていただけですから」

「そうじゃないでしょ、前にいる彼は並んでるかどうか聞いたのに『変な人』って言うのは失礼じゃな
いの?ってことを言ってるの」


ん・・・!?


前の彼って・・・僕のこと?
え?僕が不審者扱いされたってこと?

聞こえた話をまとめると

僕が「並んでるのか?」と聞いて僕が前に詰めた後に、その女性が僕のことを「変な人」って言ったらしい。
それに対して、僕の後ろに並んでいた人が「それは失礼なのでは?あなたが並んでいるのかどうか紛らしいから聞いただけしょ?」と問いただしたということらしい。

しかしそのことが気に入らなかったのか、問いただされた女性は喧嘩腰で言い合っていた・・・。
僕の後ろで飛び交う罵声。

「だから私はあなたが変な人っていうのは失礼なんじゃないの?って言ってるの」

「知りませんよ、私は商品を見ていただけですから!」

「だから彼はただ並んでいるかを聞いただけしょ?それを変な人っていうのはおかしいと思うって言ってんの」

「商品を見ていたんだから、私は並んでないですから!」

「ここはみんな並んでいるんだから、紛らしいのよ。だから彼は聞いたんでしょ?それを変な人っていうのは失礼よ!」

そして更に後ろの客も加勢してきたのか、文句の言い合いに。
それでもお互い一歩も引かない。
何か面倒なことになってるな~・・・。
そして変な人連呼。なんか嫌だな。

僕はどうしたかって?
ええ、僕は徹底無視を貫きましたよ。
この状況で、僕が後ろを向いて言うことは何もないです。

むしろ僕が介入したら、更にややこしくなるのは目に見えていましたし。
最終的には、僕を「変な人」と言った女性は去っていったみたいです。
今回の件、色々と考えさせられました。

まず4つあるレジのうち、このレジを選んでしまった僕の運の悪さ
これはもう相変わらずと言うしかない。
相変わらずの運の無さ、タイミングの悪さ・・・どうにかなるものならば、どうにかしたいですホント。

そして僕に対して「変な人」と声に出して言ってしまったこの女性は、どうして声に出して言ったのか。
思ったことを口に出してしまう人だったのか、変だと思ったから変だと言っただけ、それの何が悪い?という思考の持ち主だったのか。
思ったことは、この女性が自分のことしか考えることができない人だったということ。

きっと普段からそうなのだろうし、そして何故それが責められる対象となるのか理解ができないのだと思う。
そしてこうも思っているだろう、いつも自分は被害者!自分は悪くない。
そういう人は今まで何人か見てきましたが、この思考の人には何を話しても通じません。
話し合うことすら無駄だと思っています。
お互い一歩も譲らず、自分のことは正しいと思って主張するのだから平行線です。

今回のことだって、
「私は並んでなんていないし、変な人だと思ったから変な人だと言った、何故私が責められるのか分からない」という主張と、
「並んでいるか分からなかったから質問した人に対して、変な人呼ばわりするのは失礼だと思う」という主張がぶつかり合っていたわけなので、話がまとまるわけがない。

どちらも、煮え切らないまま帰路について、家族や友人やネットで愚痴を言い賛同者を求める、
そして自分が正しいということを認識して、数日したら忘れる。
そんなものです。

いやー、しかしこんなこともあるんですね。
無慈悲な通報とかも、こういうことが発端となっているのかもしれないと思うと、人ごとではないですね。
こういうことがあると、やっぱり人と関わるのは極力避けたいって思うし、家から出ないのが最強なんだなって思ってしまいます。

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