痔ろう(痔瘻)日記8~入院2日目・手術当日(前編)

前回までのあらすじ

痔ろうと診断され、完治には手術するしかないと言われ・・・。
キレ痔もイボ痔も便秘もなかったのに、いきなりの痔ろう。
恐ろしい病気です。

そして、とうとう本日手術!!

もう緊張しかありません。
意識だけ翌日に飛ばすことはできないのだろうか。

目次

手術当日の流れ

4月2日。
入院2日目。手術当日でもある。

昨夜、寝る前に飲んだ下剤効果で、朝方までに9回はトイレへ。
もう4回越えたあたりから水だったけど。

ちなみに、9回は多い方らしい。
そりゃそうだ。出すぎでしょ。

夜中は、同じ部屋の方々に迷惑がかからぬよう、廊下のトイレへ行って用を足していた。
(トイレは各病室に1つある)

8:00
僕に朝飯などない。(手術前のため)

10:00

デイルームに集まり、自分で血圧測定。
しかし誰もこない。
もしかして午後に手術を受けるのは、僕一人だけなのか?

看護師さんがやってきて、浣腸をするために処置室へ案内される。

そして寝かされる。
ああ、浣腸やだなー。
お湯入れるのやだなー。

と考えているうちに、ゼリーを塗られてズプリと入れられる。

「おうっ」

始まったか・・・!

看護師さん

はい、終わりましたよ

「え?もう終わったんですか?」

看護師さん

ええ

「先週受けた大腸内視鏡検査のときの浣腸と全然違いますね」

看護師さん

ああ、そりゃあね。量が違うもん

これは嬉しい誤算。

前回した浣腸の約10分の1くらいの量。

すぐ終わった。
寝転んで入れられて、ふーっと一息ついたら終わった。

そして2~3分我慢してくださいと言われた。
部屋のトイレでもいいし、廊下のトイレでもいい。とりあえず我慢。

もしかしたら、朝までの下剤で既にたくさん出したから、もう出ないかもしれないけども、浣腸液だけは全部出して、と言われた。

今回はトイレの中で数える。

結果、120秒までは数えたが我慢できず放出。
ノルマの2分は我慢できたし、良しとしましょう。

しかし出るには出るんだけど、前回と違うのは、出している時の腹痛時間がけっこう長くて辛かった。
冷や汗が出た。

前回の浣腸時はこんなに苦しむことがなかったんだけども・・・。


腹痛も治まり、病室へ戻って着替える。

まず、全裸になりT字帯というものをセットする。ふんどしみたいなやつ。
それに汚れ防止のためのパットをあてる。

やり方は、配布されたパンフレットに絵付きで載っています。

装着したら、寝衣を上に着る。
そして圧迫ストッキングも両足に履く。

これちょっときつめみたい。
手術後、動けないから血栓防止の為らしい。

準備ができたら、点滴がくるまで待機。

11:00



点滴参上。

ちょっと痛い。というか、注射が苦手だから全部痛く感じる。
刺された後はしばらく痛い。痛みがなくなるのは15分くらい経過してからか。

今日は点滴1リットルみたい。(500ml x2)
今夜には外れる予定。

あとは手術に呼ばれるまでひたすら待機。

13:00
名前を呼ばれる。
病室から出る前に、「お小水してください」と、トイレへ促された。

大きい方も小さい方も放出。

てか、まだ大きい方出たんだな・・・。
あれだけ下剤飲んでトイレ行ったというのに。もしかして無限?

そして、手術室へ向かう。

このときはまだベッドに寝かされていません。
点滴を持って歩いていきます。

手術室前で付添いの人達としばしの別れ。
付添い人は2階で待機しているみたい。

僕だけ手術室の中へ。

手術室の中へ・・・

ここですぐ手術ではなく、呼ばれるまで手術室前にある部屋で寝かされる。

ベッドが3つ並んでいる。
僕は一番手前。

抗菌防止(?)のキャップを頭に被る。
そこから手術看護師や麻酔担当の人と会話。
このときに、鎮痛剤とか安定剤とかを入れてほしいとかを頼める。

もちろん僕は、腰椎麻酔手術というものに恐怖しか感じていなかったので、とても緊張して不安がっていた。

麻酔医さん

かなり緊張してますねー

とも言われてしまう。

一番の不安は、以前の大腸内視鏡検査のときに鎮痛剤という名の安定剤がほとんど効かなかったという点だ。

できれば術中は眠りたい。
意識あっての手術なんて耐えれない・・・。

おお~、今切ってる。
今何か引っ張ってる!
おうおう!

なんてそんな手術実況感じたくない。

けれど、看護師さん達曰く、術中は意識がある方が、患者と会話をしながら様子を見つつできるので良いと言われた。
しかも今回の僕の場合、花粉症で鼻水がダラダラノンストップ状態だし・・・。

全身麻酔もできるけれど、そうする為には体に管を入れたり、酸素マスクをしたり他にも機材を準備したり、値段も万単位で上がってしまうらしい。

以前、全身麻酔をしたときは、鼻から胃へと管を入れたことを思い出した。
つまり事前準備が大変ってことか。

麻酔医さん

痛みはないから安心してください。最初の注射だけです

と何度も言われる。

でも不安。
肛門周囲膿瘍を切開したときの麻酔よりも全然痛くないよ、と。

もう覚悟を決めるしかないみたいだ。
でも駄目だ。すぐ揺らぐ。弱い自分。

「手術時間はどれくらいなんですか?」

麻酔医さん

20~30分くらいだね。
でも実際に執刀している時間は10~15分くらいかな。
麻酔とか消毒とかがあるからねー。そっちに時間かかる感じかな

それでも15分くらいは意識があるのか。
もう最初の麻酔を打つ時から意識をふっ飛ばしたい。
時の彼方に吹っ飛ばして欲しい。

先生たちが手術室の方へ戻っていったときに、

看護師さん

あの患者さん、すごい緊張してるねー

って会話が聞こえた。
ええ、してますよ。めちゃくちゃ。

そしてついに名前を呼ばれベッドから降りる。

「すいません、トイレ寄ってもいいですか?」

ベッドで横になっている間に具合が悪くなったり、トイレへ行きたくなってきたりすれば手元にあるナースコールでいつでも行くことができるのである。

いよいよ本番!となると緊張が一気加速。
なんかトイレへ行きたい!
って気持ちが増してしまったわけだが、全く出ず。

これって、腰椎麻酔して下半身何も感じなかったら、下手したら垂れ流したりしちゃう危険もあるんじゃないか?

でもまあ、そうなったらきっと処置してもらえるか。
垂れ流したら垂れ流したでいいや。

もう知らん。

結局、諦めて手術台へと向かう。

緊張を空元気で振り払い、次回「手術(後編)」につづく!!

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