これが、弊社のセクハラ事例です。1

ここ数年で、セクハラ・パワハラが大きく問題視され始め、やっと世間的にも声を出して被害を訴えることができるようになってきました。

とは言いつつも、まだまだ水面下では数えきれないほどのセクハラ・パワハラが行われているのも真実。そして揉み消しもしかり。

昭和から・・・いやもっと過去から培った日本のセクハラ・パワハラの力は一向に衰えることはありません。

昨今のビッグモーターやフジテレビ問題でもあったように、大企業だろうと関係ありません。むしろ、大企業すらそのような現状ということは、中小企業なんて・・・。

そんな弊社にも、セクハラ・パワハラ問題は存在しているのが現状です。

今回は、そんな弊社のセクハラ・パワハラ問題の現状について紹介していこうと思います。ただし、これらの問題は多岐に渡るので、小出しに少しずつ書いていきたいと思います。

内容が内容だけに不快に感じる方もいると思います。
そういう方は、この先は読まずに記事をそっ閉じしてください。

目次

セクハラ事例 その1

すでに退職してしまい弊社にはいませんが、営業の女性Aさんに起こったある出来事。

あるとき、遠方に営業に行くため、宿泊込みの出張予定がF社長によって計画されました。

遠方といっても、がんばれば電車・自動車で往復4時間の距離です。
宿泊せずとも日帰り出張でも可能といえば可能です。

もちろん、同伴に営業女性Aさんを連れていくことは、F社長の中では決定事項です。

しかし、この出張は結果的には、日帰り出張に変更になりました。

いったい何があったのでしょうか。当時の管理職の方が話してくれた内容にその答えがありました。


1~2ヶ月に一度、管理職の方々が主となって打ち合わせが開かれます。F社長がいると色々と面倒事が起こるので、F社長が会社不在の日を狙って開催しているそうです。打ち合わせには、管理職プラス役職がある人が参加します。

F社長は、会議には絶対参加したいマンなので、自分が参加しない会議は嫌がる傾向にあります。それが管理職同士の会議であれば尚更です。

管理職の打ち合わせといっても、基本は近況報告や今後の方針等の話や、F社長への愚痴や対策のようです。基本的に、管理職の方々には業務に関して決定権はありません。全てF社長が決定するので、色々と決めても最終的にはF社長に裁量を委ねないといけません。というか委ねないと反逆とみなされます。

もちろん、社長が決定したことの責任は何故か社員側が取らされますけどね。

そんな状態なので、業務に関しての今後を決めるというよりかは、F社長の周囲であった近況報告と、それに対する影響と対策と愚痴を中心とした会議になるだけのようです。

その会議の中で、宿泊込みの出張に関しての話題が出たようなのです。

自然に行われるセクハラ行為に恐怖を感じる

F社長

来週、〇〇県の〇〇店舗に営業に行ってきます。営業女性Aさんも同伴させようと思っています。

管理職さん

そうなんですか。お疲れ様です。何時頃に帰社予定なんですか?

F社長

その日は遅くなりそうなので1泊する予定で考えてますね。

管理職さん

えっ

F社長

打ち合わせ自体は夕方前には終わると思うんですが、その後に酒の席を用意しようと思ってて。相手がお酒大好きな人なので。だから必然的に遅い時間になってしまいます。
さっき、宿泊先を見ていたらどこも空いてなくて、一部屋しか取れなかったんだけど、しかたないですよね。

管理職さん

えっ!?

F社長

同じ部屋で寝泊まりになっちゃうけど、部屋が1つしか空いてないならしかたないですよね。

管理職さん

・・・。

管理職さん

駄目に決まってるでしょう!!!

さすがの管理職さんも、この社長の言動には駄目出しをしたようです。そりゃそうですよね。

つまりF社長は、営業女性Aさんを同伴させて、そのまま相手先と懇親会という名の飲み会をして、時間的に遅くなるから1泊して、しかも部屋が空いてなかったからと1部屋の予約をしたということなのです。

とても気持ちが悪いですね。そして怖すぎます。

「しかたがない」ということにしてますが、そんなことはありません。自分でその方向にもっていこうとしているだけですし、下心が見え見えすぎます。

しかも、通常だったら宿泊先の予約等は経理の方がしているのですが、F社長から事前にそんな話はいっさいなくて勝手に予約を取っていたとのことです。

これには経理の人も大激怒。すぐに宿泊予約をキャンセルしたそうです。もちろん、出張も日帰りにするように強く言って日帰りに変更になったそうです。(コロナ化でもありましたし)

もしも何もなくF社長が出張に行っていたら、お酒の席に参加するのは営業女性Aさん1人だったようです。今になって思いますけど、これってフジテレビとやってることが一緒だな、と。

後日、営業女性Aさんに出張のことを聞いてみたそうですが、「社長に同伴しろと言われたら断ることができない。嫌だけど行くしかない。」と言っていたそうです。これが現状なのです。世の中の。

今回のセクハラ事例のまとめ

今回のセクハラ事項のまとめ

加害者:F社長
被害者:営業女性Aさん

  • 日帰りできる距離の出張をわざわざ1泊にして、更に空いている部屋がないという理由で1部屋だけ予約をした。
  • 酒の席を用意して、遅い時間まで懇親会というなの飲み会を開催しようとした。参加者は男性ばかりで女性は営業女性Aさんのみだった。
  • 激怒した管理職と経理によって、予約はキャンセルされ、出張も日帰りになった。

弊社のような中小企業でもこんなことが起きるのだから、他の中小企業や大企業でも同じようなことは日常的に起きているのでしょう。

結局、上の立場の人間には逆らうことができないというのが根本にあるように思います。

それに個人的にですが、今まで勤めてきた会社のトップと呼ばれる立場の人間には、必ず「愛人」と呼ばれる存在がいました。

毎回毎回そのような状況に遭遇していたので、会社ってそんなのばっかりなのかなと思っています。そうじゃない会社があったら教えてほしいものです。

人は権力を持ち、年収も高くなり、生活が安定しだすとそうなる傾向が強いということなのでしょうか。個人の性格や資質の問題もあるとは思いますが。

年齢は関係ないとは思いますけども、年長者に多い傾向があるように考えています。

さて、今回は弊社であったセクハラ事例を紹介しましたが、これは一端です。今後も機会があれば書いていこうと思います。もちろんパワハラ事例の方も併せて。

こういう環境下ではなく、きちんとした環境下で仕事をしてみたいものですね。

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