近年、フィッシング詐欺の手口が巧妙化し、被害に遭う人や注意喚起が後を絶ちません。
銀行やクレジットカード会社、通販サイトなどを装った詐欺メールが日々大量に送られています。しかし、これらの詐欺メールに引っ掛かる人には、ある共通点があるのではないかと考えています。
それは、「メールの内容をきちんと読んでいない」ということです。
特に、最初の一文だけを読んで焦って行動してしまうケースが非常に多いのではないか?と思えます。
気持ちは分からなくはないですが、その「焦り」が生みだす思考が、被害を増長している一因ではないでしょうか。
フィッシング詐欺のメールはなぜ騙されるのか?
フィッシング詐欺のメールは、受信者を驚かせたり、焦らせたりする内容が多いです。例えば、
といったような文面がよく使われる傾向があります。
こうしたメールを受け取ったとき、多くの人は

大変だ!すぐに何とかしないと!
と驚きます。そして、そのままメール内のリンクをクリックし、偽のサイトに誘導されてしまう、というのがおおよその流れになるかと思います。
しかし、少し冷静になってメールの内容をじっくり読んでみると、不自然な点が多いことに気づくはずです。
「最初の一文しか読まない」人の心理
フィッシング詐欺のメールに引っ掛かる人の多くは、「最初の一文を読んだだけで行動してしまう」傾向があるように思います。
例えば、
という流れがよく見られます。
これは、情報過多の時代において、「メールをじっくり読む時間がない」という心理が影響しているのかもしれません。また、スマートフォンでメールを確認している場合、画面が小さいため、全文を読まずに行動してしまう人も多いのでしょう。
実際に、自分の親もそうですが、職場の人間にもメールやLINEの内容をきちんと読まずに返信してくるタイプの人間は多いです。
だからその後の会話がちぐはぐになり、こちらで相手の言うことや思っていることを推測・脳内保管しながら話を進めていかなくてはならず、1~2往復で済む話が、何往復にもなってしまいます。
フィッシング詐欺に引っ掛からないためのポイント
では、どのようにすればフィッシング詐欺に引っ掛からずに済むのでしょうか?
1. メールの送信元を確認する
本物の企業や銀行からのメールの場合、送信元のドメインは公式サイトと一致しているはずです。
例えば、「example@amazon.co.jp」など、企業公式のドメインで送信されます。
一方、詐欺メールでは、
といった、不自然なアドレスが使われることが多いです。まずは、メールの送信元を必ず確認してみましょう。
2. メール本文を最後まで読む
焦らずに、メールの内容を最後までしっかり読むのが大事です。詐欺メールには、
といった特徴があります。冷静に読めば普通に違和感を覚えるはずです。
メール本文については、自分のところにも大量の詐欺メールが毎日届くので、今後そのメール内容を交えて見てみたいと思います。
3. メール内のリンクをすぐにクリックしない
フィッシング詐欺のメールには、必ずといっていいほどリンクが含まれています。例えば、
「こちらからログインしてください → https://secure-login-amazon.com」
といったリンクがある場合、それをクリックする前に、
・公式サイトにアクセスし、自分でログインページを開く
・メール内のリンクを長押ししてURLを確認する
といった確認を行いましょう。ありきたりなことですが、これが大事です。
4. 公式サイトやカスタマーサポートに確認する
不安に感じるメールを受け取った場合、公式サイトやカスタマーサポートに直接問い合わせるのも有効です。メールの内容が本物であるかどうか、自分で確認する習慣をつけましょう。
ただし、メール内にある「お問い合わせ先」に問い合わせてはいけません。
その問い合わせ先が、偽物の可能性があります。
5. セキュリティソフトを活用する
最新のセキュリティソフトには、フィッシング詐欺サイトをブロックする機能があります。こうしたツールを活用することで、万が一リンクをクリックしてしまっても被害を防ぐことができます。
しかし最近は巧妙な手口も増えているので、セキュリティソフトだけでは完全に防げないように思います。
あくまでセキュリティソフトは補助として使用して、自分自身で詐欺かどうかを見抜く、という姿勢が大事だと思います。
まとめと次回
フィッシング詐欺に引っ掛かる人の多くは、「メールを最初の一文だけ読んで焦ってしまう」という特徴があります。こうした詐欺メールの手口に騙されないためには、
といった対策が重要です。
情報があふれる現代だからこそ、焦らずに一呼吸置いて行動することが、詐欺被害を防ぐ最大のポイントです。みなさんも、フィッシング詐欺には十分注意してください!
次回は、実際に自分の元へと毎日届く詐欺メールを紹介しつつ、確認すべき点をまとめたいと思います。
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