弊社は勤怠管理に、クラウド勤怠管理システムを導入しています。
各々のスマホ、PCから出勤・退勤を記録することができるのです。便利。
出勤・退勤をするときに、タイムカードを機械に入れて打つ。ガガガってね。
働いている会社によってはそういう所もありましたが、一度クラウド勤怠管理システムに慣れてしまうと、もう戻れません。で、第6回目の「これが、弊社の〇〇です。」シリーズは、弊社の「有給休暇の申請」の話になりますが、有給休暇申請はこのクラウド勤怠管理システムを使います。
弊社は割と有給休暇は取得しやすい環境でして、会社も年間取得率100%を目指しています。
なので、事前に「〇日に休みたいです」って言えば許可されます。
できれば1ヶ月前、遅くても1週間前までには申請すれば大丈夫です。
急な用事のときは、前日申請でも通ります。
有給休暇申請の流れ
申請方法はとても簡単。
クラウド勤怠管理システムのメニューから有給休暇申請を選んで、取得したい日付を選択して、メッセージを入力して申請をするだけ。
ワンツーステップで完了です。もちろん、上司には最初に断ってからですけど。
①上司に断りを入れて、OKをもらう。(拒否られることはない)
②クラウド勤怠管理システムにて申請。
③管理者の最終承認をもらう。
これが弊社の今までの有給休暇申請の流れでした。
しかし、F社長になってからはこの流れが変わります。
①上司に断りを入れて、OKをもらう。
②社長に断りを入れて、OKをもらう。
③クラウド勤怠管理システムにて申請。
④社長の最終承認をもらう。
上司だけでなく、社長にまで断りを入れないといけなくなりました。
クラウド勤怠管理システムで申請をするときに、申請メッセージを記入するのですが、それを見るのも承認するのも最終的にF社長なのです。
何で手間を増やすの・・・?
というか、上司が社長に伝えれば良いじゃん。と思って、上司に聞いたことがあります。
しかしF社長曰く、「誰がいつ休みなのかを把握したいから。会社を休むのだから社長に言うのは当然のことだ。」ということで、申請する本人から必ず断りを入れるようにと言われたようです。
ええ・・・何だそれ。
把握できていないのはF社長だけでは・・・?
と社員は思いますが、反対意見を言うとややこしくなるので「どうでもいいや」と従います。
社員の皆は、毎日スケジュールを時間単位で書き込んでいます。
それを見れば各々の予定の把握は容易なのですが・・・。
この申請方法に変わった後しばらくしたら、有給休暇を取得したい日を上司に伝えても、結局社長にも伝えないといけないのなら、最初から社長に言えば良いや!
と考える人が増えてきて、最終的には上司を抜かして、社長に言って、クラウド勤怠管理システムで申請する、という体制が自然と出来上ってしまいました。
上司に断りを入れる。
①社長に断りを入れて、OKをもらう。
②クラウド勤怠管理システムにて申請を行う。
③社長の最終承認をもらう。
数年が経ち、新たな申請方法が社長から提示される
有給休暇申請の方法が変わって数年。
F社長の気が変わったようで、有給休暇の申請方法に変更指示がありました。
弊社には、外出や出張をする社員もいる為、電話以外で連絡を取れるようにと、社内全員がやりとりできる連絡ツールを使用しています。
※LINE WORKSやChatworkを想像していただければ良いかと思います。
F社長の指示によると、この連絡ツールに有給休暇をいつ取得するのか、取得理由を含めて書き込んでから、クラウド勤怠管理システムにて申請をするようにとのことでした。
F社長の変更理由としては、
社内全員がやりとりできる連絡ツールに書き込んでもらえれば、そこを見るだけで誰が有給休暇を申請しているか把握ができる。社内全体的にも便利でしょ。
ということらしいです。
①社内連絡ツールに有給休暇取得のメッセージを記入。
②社長の承認をもらう。
③クラウド勤怠管理システムにて申請を行う。
④社長の最終承認をもらう。
最終的にクラウド勤怠管理システムの申請内容を閲覧するのは社長だし、承認をするのも社長。
そこで把握できるのでは?と思います。
社員も社内スケジュール表に毎日時間単位で予定を書き込んでいますし、そっちの方が閲覧しやすいように思うのですが。
社員全員が閲覧できる場所へ、わざわざ書き込みをさせる意味が分かりません。
把握把握とF社長は言っていますが、何か別の意図が他にあるように思えてなりません。
それにしても、上司をすっ飛ばして有給休暇の申請をするのは、もうデフォルトになってしまったのだなぁ。
社長自ら役職者を蔑ろにする姿勢。弊社の役職者の意味って・・・。
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